高大連携センター
センター長ごあいさつ
主体的な学習者を育成する
2022年度から年次進行で実施される次期高等学校学習指導要領の「前文」には、次のような記述があります。
「生徒が学ぶことの意義を実感できる環境を整え、一人一人の資質・能力を伸ばせるようにしていくことは、教職員をはじめとする学校関係者はもとより、家庭や地域の人々も含め、様々な立場から生徒や学校に関わる全ての大人に期待される役割である」。
私たちは、幼稚園、中学校、高等学校、大学、大学院を設置する学校法人濱名山手学院の高大連携センターとして担うべき「役割」は何かと考えました。
本学院としては、他者を尊重しつつ、主体的・能動的に自らの人生を切り拓くことができる人間を世界に送り出すことをめざし、Communication(対話、伝達)、Consideration(熟慮、考察、思いやり)& Commitment(参画、貢献)の「3つのC」を実行できる人間の育成を教育ミッションとしています。
この教育ミッションに基づいて高大連携を進めるにあたっては、高校生が主体的な学習者に成長することを主眼においた事業を展開することが重要です。生徒から学生に、学生から社会人に、それぞれが自分にとって必要な試行錯誤を経験しながら成長していきます。自らの人生を自らの手で拓いていくための豊かな学びを実現するためには、学習者自身を主語にした学びのあり方を追究することが求められます。その実現に向けて取り組むこと。それが、私たちの担うべき「役割」であると考えます。
学校法人濱名山手学院高大連携センターは、初等中等教育、高等教育に関わるさまざまな方々はもとより、高校生・大学生のみなさんとも一緒に、一人ひとりの主体的な学習者への成長に向けて、実践的に考究していきたいと考えています。
今後、取り組みへのご参加、ご参画をよろしくお願い申し上げます。
高大連携センター長
学長補佐・基盤教育機構教授
荒瀬 克己
高大連携センター長 荒瀬 克己
高大連携センターの事業目的と部局目標
濱名山手学院教育ミッション
新たな学院は、「『他者を尊重しつつ、主体的・能動的に自らの人生を切り拓く』ことができる人間を世界に送り出すこと」をめざします。具体的には、「Communication(対話、伝達)、Consideration(熟慮、考察、思いやり)& Commitment(参画、貢献)」を価値基準とし、この“3つのC”を実行できる人間の育成を「濱名山手学院教育ミッション」とします。
〇他者を尊重しつつ、主体的・能動的に自らの人生を切り拓くことができる人間を世界に送り出すことをめざす ………………………………主体的な学習者の育成
〇具体的には、“3つのC”<Communication(対話、伝達)、Consideration(熟慮、考察、思いやり) & Commitment(参画、貢献)>を実行できる
………………………………主体的な学習者の要件
高大連携センターの事業目的
(他者を尊重しつつ、主体的・能動的に自らの人生を切り拓くことができる人間を世界に送り出すことをめざし、具体的には、“3つのC”<Communication(対話、伝達)、Consideration(熟慮、考察、思いやり)& Commitment(参画、貢献)>を実行できるようにするという)濱名山手学院教育ミッションに基づいて、高校生が主体的な学習者に成長することを図る高大接続・連携事業を展開する。
高大連携センターの部局目標
◆部局目標(1) 神戸山手女子中学校・高等学校の教育改革と生徒募集に対する支援
次期学習指導要領に示された「探究」を軸とする教育課程の実施により主体的な学習者を育てるための教育改革と、円滑な生徒募集に向けて、多面的な支援を行う。
◆部局目標(2) 従来から行ってきた連携事業に対する評価と今後の展望
主体的な学習者を育てるために、それぞれの連携の目的を明確化し、それに基づいて評価を行い、望ましい高大連携を実施する。評価規準の設定、キャリア教育の支援・推進等。
◆部局目標(3) 関西国際大学にとって意味のある高大連携の検討と実施
主体的な学習者の育成を目標として、高大の関係者が研究協議する機会や、高校生・高校教育関係者等が交流できる場を提供することを通して、関西国際大学の教育活動について高校生・高校関係者の理解を深める。