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    【国際コミュニケーション学部】<コラム>留学生の素朴な疑問から日本語を掘り下げる(その2)

     

    【2020年12月14日】

    こんにちは。英語コミュニケーション学科の伊藤です。
    留学生に日本語を教えています。


    留学生と会話していると、彼らの素朴な疑問から、日本語(言語)について気づかされることが多々あります。


    今日も、また、そんな一例をご紹介。


    留学生にとって、カタカナ語(外来語)の習得は大変難しいものです。
    ほとんどの留学生も最初に学ぶ外国語は英語ですが、
    そんな彼らは、「なぜ日本のカタカナ語は英語の発音と全く違うのか?」と不思議に、
    ときに不満に思ったりします。


    例えば、今、話題の「ワクチン」。
    英語の「vaccine」は、実際には「ヴァクシン」に近い音。


    「テーマ」は、英語では「theme」。
    その発音は「シーム」に近い。


    「アルコール(alcohol)」も、英語の発音は「アルカホール」、
    「ビール(Beer)」も、英語では「ビア」のような発音で、
    我々の知っているカタカナ語とは全く違う音に聞こえます。


    自分たちが「英語の発音が苦手」だと思い込んでいる日本人も、
    「日本語は音が少なくて、英語の発音がうまく真似できずに、音が変わってしまったのかな」などと思いがち。


    確かに日本語は音の種類が少ないといえる面もありますが、
    それにしたって、


    「ビア」が「ビール」に聞こえる、
    「シーム」が「テーマ」に聞こえる、
    そんな事はないと思いませんか?


    そうなんです。
    これらは、英語が元ではないのです。


    「アルコール」「ビール」は、それぞれオランダ語の「alkohol」「bier」から、


    「テーマ」「ワクチン」は、ドイツ語の「Thema」「Vakzin」から、


    それぞれ入ってきたんです。

    これらの語の発音は、日本語の発音とよく似ています(当たり前ですね、その音を取り入れたわけですから)。


    そう、「カタカナ語はすべて英語から」ではないんです。


    留学生と交流すると、自分の言語を深く掘り下げるきっかけがたくさんあります。
    自分の言語への理解が深まれば、必ず外国語学習にも大きな効果がでますよ

    (英語の中にも、様々な「外来語」がありますよ)。

    ぜひ、留学生の素朴な疑問を、なぜだろう?と一緒に考えてみてください。


    つづく。


    (英語コミュニケーション学科 伊藤 創)

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