特色ある教育
    ホーム>学部・学科>人間科学部人間心理学科>最新情報>【人間科学部】太田裕彦先生の最終講義が行われました

    【人間科学部】太田裕彦先生の最終講義が行われました

     

    【2020年2月26日】

    01.jpg

    02.jpg

    今年度で退任される太田裕彦先生の最終講義が、2月21日に三木キャンパスで行われました。


    太田先生は、霊長類学、実験美学、環境心理学、現象学的心理学がご専門で、本学では「心理学入門」「心理学研究法」「環境心理学」「災害心理学」などの科目をご担当いただきました。本学には、2001年4月に着任以来、19年にわたり、人間科学長、大学院人間行動学研究科長、教務委員長、大学院専門委員会(教務)委員長、カリキュラム委員長等を歴任され、本学の発展にご尽力いただきました。


    最終講義では、「人間とは何か」という問いをテーマに講義をされました。


    お話の中で、ご自身が大学時代に心理学の世界に進まれた理由や、学生時代に「人間とは何か」という質問をことあるごとに先生方にされ続け、寝るとき以外は「人間とは何か」を考えられていたエピソードもお聞きすることができました。


    ご自身の研究の成果とそのテーマの変遷に関するお話の中では、前半は人間科学部の様々な学問領域を超えた学際的な考え方、人間理解には欠かせない過去・現在・未来という時間、個人と個人・集団と集団などといった比較、細分化と統合化という3つの視点について語られました。太田先生の研究活動は「人間とは何か」という問いかけに応えるべく、原猿亜目を使った学習の研究から始まりました。しかし、人間を理解するためには動物を見ていてもたどり着けないと考えられ、人間が美しいと感じる黄金比の実験研究を始められました。その結果、人が最も美しく感じる形は、黄金比だから美しいと感じるのではなく、個人が持つそれぞれのストーリーによって美しいと感じていることに気づかれ、平均値を算出するだけでは人間を理解できないと考えられました。


    太田先生は、人が環境から受ける影響に注目され、環境心理学の、個人のストーリーをあるがままに捉えることから、現象学的心理学の扉を開かれました。本学の増改築の際にも水棹館、R&C棟の監修、利用学生への増改築前後のインタビュー調査を実施され、学内の物理環境の変化が人にもたらす影響を明らかにされています。

    >>「大学キャンパス増改築後における学生の環境認識に関する定性的調査」太田裕彦(2008) 


    太田先生が考えられる人間理解のために必要なこととは「学問を超えた様々な立場や時間、比較といった多様な視点から“人間”に対するアプローチが必要である」ということです。


    常に「人間とは何か」という問いの答えを模索され続けた太田先生の答えは、「人間とは何かという問いを探究し続けることこそが人間である。答えを出すことではなく探究し続けることが答えである」と講義を締め括られていました。


    講義の中で太田先生のユーモラスな部分や、学生時代の失敗話など、クスッと笑うところも多く、文学的な表現もあり、太田先生らしい最終講義となりました。


    太田先生のこれまでのご貢献に重ねて感謝申し上げるとともに、先生の今後のますますのご健勝をお祈りいたします。

    06.jpg

    03.jpg

    04.jpg

    05.jpg

    01.jpg

    奨学金

    サッカー部

    硬式野球部

    硬式テニス部

    大学ポートレート

    三木キャンパス(大学本部)三木キャンパス

    〒673-0521

    兵庫県三木市志染町青山1丁目18番

    TEL:0794-85-2288(代表)

    アクセスはこちら


    尼崎キャンパス尼崎キャンパス

    661-0976

    兵庫県尼崎市潮江1丁目3番23号

    TEL:06-6498-4755(代表)

    TEL:06-6496-4120(入試課)

    アクセスはこちら

    神戸山手キャンパス神戸山手キャンパス

    650-0006 

    兵庫県神戸市中央区諏訪山町3番1号

    TEL 078-341-6060(代表)

    アクセスはこちら


    Kansai University of International Studies ©All rights reserved.